Wandboard で遊ぼうのこーなー
Wandboard QUAD が発表されています。情報更新はしばらくお待ちを。0.目次
--- ハード編 --- ディストリビューションによらないハード的な事柄を紹介 --- --- ソフト編 --- 各ディストリビューションのインストール記事 ---4.Android 4.1 Jelly Bean で遊ぼう (テスト起動も兼ねて)
1.Wandboard とは
Wandboard とは、wandboard.org が開発・販売している小型のマザー・ボードです。
この小さなサイズの中にパソコンに必要な機能が一通りそろっており linuxで動かすことが可能です。
Wandboard には3種類(SOLO/DUAL/QUAD)あります。 ここでは、筆者が購入したDUALについて紹介します
が、SOLOやQUAD でも、やりかたは同じです
機能 | SOLO | DUAL | QUAD |
---|---|---|---|
CPU | i.MX6 SOLO 1GHz | i.MX6 Dual Lite 1GHz×2 | i.MX6 Quad 1.2GHz×4 |
主記憶 | 512 MB DDR3 | 1 GB DDR3 | 2 GB DDR3 |
SDカード | micro SDHC ×2ポート | ||
SATA | × | ○ | |
ネット | 1Gbps Ethernet ×1 | ||
USB | 1ポート+OTGポート | ||
画像出力 | DVI-D or HDMI | ||
音声 | ステレオ入出力 / HDMI出力 | ||
コンソール | シリアルコンソール | ||
電源 | 5V電源アダプタ | ||
基板サイズ | 95.0x95.0 |
※ DUAL/QUAD では Wifi と Bruetooth 機能が付きますが、技適が無いので日本国内では使えません
2.日本での入手方法
購入先は大きく分けて2系統あります。
(1) Digi-key から購入
Digi-key では、米国の輸出管理法の関係で日本への出荷が一時停止しているようです(6/16現在、読者より情報)
替りに読者の皆さんにはMOUSERへのリンクを紹介しておきます
本サイトでは普段ならMOUSER は紹介していないのですが止むをえません
未紹介は、MOUSER香港との英語でのメールのやり取りが必須。最悪は国際電話要だからです
筆者はDigi-key の体制が整うのを待つのを薦めます
(2) 日本の代理店から購入
海外取引に抵抗がある方は、 (株)NMRから購入できます。
2013/6/18現在、SOLO : ¥9.900、DUAL : ¥13,500+送料\800(本州の場合)です。QUADは未入荷とのこと
発送は、筆者の場合、発注3/3→西日暮里より発送3/7→到着3/9と比較的早かった
3.別途用意する持ち物
(1) 母艦パソコン
Windowsパソコンでいいので用意してください。(Macも可能)
(2) OSインストール用メディア
microSDHC 8GB 以上のものを用意してください
(3) SDHCアダプタ
上記(2)のmicroSDHCを母艦から読み書きできるアダプタを用意ください
(4) 電源アダプタ
5V2A、センタープラス、内径2.1mm、外径5.5mmの標準タイプです
------ここからは必須ではないものの、筆者推奨品です
(5) シリアル通信ケーブル
シリアルコンソール無しでもイケるのですが、何らかの起動トラブルの際に 役立つので、「RS232C クロスケーブル」を用意してください。 母艦にシリアルポートが無い場合は USBシリアルコンバータも必要です。
技術士の日名地輝彦様のブログ「技術士事務所 応用技術研究所」によると
Windows8(64bit)用には安物変換器ではドライバ不調になるので、 多少お高いですが
RATOC社製USBシリアルコンバータ (型式 REX-USB60F)がお勧めとのこと。
通信条件は、115200bps、データ長8ビット、ストップビット1、パリティ無し フロー制御無しです。
(6) 端末エミュレータソフト
筆者は普段Puttyを 使っています。別の端末ソフトでもOKです
(7) HDMIケーブル
画像出力端子がHDMI端子になっています
お使いのCRTがDVI-D対応ならHDMI→DVI-D変換ケーブルを
ハイビジョンテレビをおもちならHDMIケーブルを用意下さい
(8) 入出力機器
USBキーボード、USBマウス、USBハブ(Atypeの口が1ポートしかないので)
(9) ケース
別売りのケースですが、まあ、よくできてはいるのですが、残念なことに箱を閉じると、
リセットボタンと、システム起動用SDに箱の外から触れなくなります
OSを頻繁に載せ替える本サイトの用途には辛い仕様になっています。
4.Android4.1 Jelly Bean で遊ぼう (テスト起動も兼ねて)
(0) はじめに
購入後なるべく早い時期に、SDにメーカ提供のAndroidイメージを書き込んで動作確認してください
ちなみに元ねたはユーザーガイドです
(1) 母艦の準備
SDHCカードアダプタをもつLinuxマシンを用意してください。 筆者はVMWare 上で Debian を用意
筆者のSDHCカードアダプタは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に 応じ読み替えてください
(2) 母艦での作業
① 中身が丸ごと消えてもいいSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、全パーティションが消されて一から作成されます。 mount されていたら umount ください。
② 適当な作業ディレクトリにて、以下の様にダウンロードのページからイメージ取得し書込んでください
(プレビルドされたイメージ取得)
$ wget http://www.wandboard.org/images/downloads/android-4.1.2-wand-dual-20130411.zip
(イメージ展開)
$ unzip android-4.1.2-wand-dual-20130411.zip
(SDへの書込)
$ sudo dd if=android-4.1.2-wand-dual-20130411.img of=/dev/sdb bs=1M
$ sudo sync
※ 上記はDUAL でのやり方です。 SOLOの方は "dual-20130411" のところを "solo-20130314"にしてください
(3) Wandboard 起動
① 先ほど作成したSDHCカードを Wandboard にセット
このとき、SDHCカードはCPU基板側の口にセットしてください。大きい基板側の口では起動しません
② Wandboard に DVI-D入力端子CRTとHDMI→DVI-D変換ケーブルでつなぎ、
USBハブ経由で、USBキーボード、USBマウスを接続、
③ 電源をつなげば Wandboard が起動します。
5.Ubuntu 11.10 で遊ぼう
(0) はじめに
メーカ提供の Ubunu を Wandboard に入れて遊びます。 ちなみに元ねたはユーザーガイドです
(1) 母艦の準備
SDHCカードアダプタをもつLinuxマシンを用意してください。 筆者はVMWare 上 で Ubuntu を用意
筆者のSDHCカードアダプタは /dev/sdb で認識されます。以後説明で必要に 応じ読み替えてください
(2) 母艦での作業
① 中身が丸ごと消えてもいいSDHCカードを用意し、アダプタに接続
次の手順で、全パーティションが消されて一から作成されます。 mount されていたら umount ください。
② 適当な作業ディレクトリにて、以下の様にダウンロードのページからイメージ取得し書込んでください
(プレビルドされたイメージ取得)
$ wget http://www.wandboard.org/images/downloads/wandboard-dual-ubuntu-11.10-20130514.zip
(イメージ展開)
$ unzip wandboard-dual-ubuntu-11.10-20130514.zip
(SDへの書込)
$ sudo dd if=wandboard-dual-ubuntu-11.10-20130514.img of=/dev/sdb bs=1M
$ sudo sync
※ 上記はDUAL でのやり方です。 SOLOの方は "dual" のところを "solo"にしてください
(3) Wandboard 起動
① 先ほど作成したSDHCカードを Wandboard にセット
このとき、SDHCカードはCPU基板側の口にセットしてください。大きい基板側の口では起動しません
② Wandboard に DVI-D入力端子CRTとHDMI→DVI-D変換ケーブルでつなぎ、
USBハブ経由で、USBキーボード、USBマウスを接続、
③ 電源をつなげば Wandboard が起動します。
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